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医療機関にいる専門医とはどんな医師なのか

ビル

専門医という言葉を聞いて、医療機関などで手術で神業をみせるスーパードクターや特別な医師を思い浮かべるという人も少なくありません。
しかし、それは間違ったイメージです。
専門医とはその診療領域において適切な教育を受け、十分な知識と経験を持ち、標準的な医療を提供できる医師のことです。
5年間以上の専門研修を受け、資格審査や専門医試験に合格し、その分野の学会などの認定を受けることで専門医になることができます。
専門医には総合内科専門医や小児科専門医などさまざまなものがあり、その資格要件は各学会が定めています。
外科専門医の場合、350例以上の手術の経験や乳腺、消化管、腹部内臓など各領域の手術をそれぞれ既定の件数以上行っていること、学会発表などの一定の実績があることなどが要件です。
こうした要件を満たすために、20から30代の比較的若いころに、大学病院や総合病院などで専門領域のトレーニングを集中的に積み、専門医資格を取得するケースが一般的です。
必ずしも、実績豊富なベテラン医師に与えられる資格ではありません。

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